海老原たかさとのブログ

防災と介護と


皆様こんにちは!海老原たかさとです。
 ここ一週間で、自民党会派による視察研修、在宅医療に関するシンポジウムなどに参加しました。
 火曜日に、中央区議会自由民党議員団全員で、江東区にある清水建設技術研究所(シミズ・オープン・アカデミー)に、地震体験、免震技術などを学びました。清水建設は、その長い歴史の中で、1893年明治座(現存せず)、1897年の永代橋改築、1902年第一銀行本店(現存せず)、1973年日本銀行本店新館、1989年川﨑定徳本館など中央区の歴史的な建造物の建設に深く携わって来ました。今回は、技術研究所本館の建物そのものの免震装置を見学して、座学。また、先端地震防災研究棟での大振幅振動台での地震時の’揺れ’体験を行いました。中央区は高層建物が数多くあります。今回体験した長周期地震動での長い長い横揺れは、高層マンションでは家具の転倒、オフィスビルでは事務什器の転倒などを引き起こします。とくに、地震をあまり体験したことのない外国の方への対策は重要だと感じました。東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のとき、前職で仕事をしていたオフィスビル12Fに来訪していた外国の方がパニックになって負傷したことを思い出しました。免震などの技術進歩、それ以上に重要な私たちの防災に対する心構えや日常の訓練などを再認識させてくれた貴重な研修となりました。
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建物を支える免震装置と解説パンフ。
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長周期地震動などを体験したブース(緑の丸囲い)

 木曜日には、「地域包括ケア時代に求められる医療と介護の役割」というシンポジウムに参加しました。先取的な取り組みをするプレイヤーや現場の医師や最先端を取材する評論家や官僚や政治家など10名のパネリストによる理想(自宅での看取り、高齢者の自己決定、介護の発想の転換=自立支援、主客(医師と患者)の逆転、サ高住の有効活用)の実現に対する障壁の確認といかにそれを壊していくのか、をそれぞれが「患者中心のケア」「ケアの質と倫理」「持続可能性」の3テーマに沿って語りました。祖父母への自身の介護体験を重ね合わせながら、拝聴しました。今後の日本に訪れる40万人にも上る多死時代の到来と病院での看取りの物理的限界という認識、そのためにも在宅での看取りのカタチの構築が求められるという考えが提出されました。ただし、まだ10年の余裕がある。その間に、介護の仕事は地域のデザインをすることであるという認識の普遍化、在宅医療の主役となるべき看護師や薬剤師が活躍できる環境やシステムの整備をすることにより、「介護時代(青春時代と同じ使用方法で)を過ごす」こととは、普通の生活をしていくことであり、その支援が介護であるという価値を打ち立てる、と私は解釈しました。そして、私は高齢者が最後まで人間らしく本人が望む生を生きて死を迎えることに大賛成です。そこには、自律した高齢者という像が見えてきます。自身の健康、家族や地域との関係、蓄えなど介護時代を過ごすための準備が大事になってくると感じました。そういった準備を整えることができない方々への支えになることが私たちに課せられた使命だと思います。また、先日の中央区役所8階で開かれた「在宅療養支援シンポジウム~終末期の介護と老々介護」など、より地域特性の出るシンポジウムの開催、そして若い世代の参加や町会、自治会単位での参加などを推進していきたいと思いました。
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入口の案内板。

今日も頑張ります!皆様も素晴らしい一日をお過ごしください!