海老原たかさとのブログ

一般質問~内容編その3「国の目指す観光立国の中央区における実現について」


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皆様おはようございます!海老原たかさとです。

 今回は、「2020年東京オリンピック・パラリンピック、更にその先のまちづくりを問う」のうち、「国の目指す観光立国の中央区における実現について」の質問の趣旨と区長答弁、またその意図や感想などを書いていこうと思います。

 まず、質問を要約します。
 江戸時代からの歴史があり、国指定の重要文化財など多数の歴史的建造物を多く抱える中央区の観光を考える上で、文化のキーワードは大切である。ところが、区民有形文化財、区民有形民俗文化財、区民史跡をはじめ町の方々の努力で維持保存継承されている有形無形の数多くの文化財は、磨いて更に輝きを増幅させる財源に欠く状況にある。外国人観光客への「日本で最も楽しかった活動」についてのアンケートでも、「日本文化の体験、美しい景観を楽しむ、神社やお寺を訪れる」となっており、いかに日本が育んできた歴史や文化に興味があるか窺い知れる結果となった。さらに、来年には銀座6丁目の松坂屋再開発事業の完成により、観世能楽堂が中央区に戻ってくる。歌舞伎と能楽と、日本が誇るふたつの伝統芸能の本拠地が中央区に置かれる。これらは日本文化体験の素晴らしい切っ掛けになる。
 そこで、観光立国という大きな流れの中で、外国人観光客をターゲットにした「日本文化の体験」と「文化財の保護」について、中央区の考えを聞きました。

 次に、区長答弁を要約します。
 中央区には、多くの文化遺産とファッション、アート、食、エンターテイメントなどが一体となって都市文化の魅力を生み出している。今後は、着物の着付けや茶道、書道といった日本文化を体験できる要素を、そこに加えることで、外国人観光客に中央区の文化や生活を深く理解してもらう取り組みが観光立国の実現に必要である。京橋2丁目に整備中の観光情報センターを核として収集した様々な情報を、外国人観光客に対して、分かりやすくタイムリーに提供する仕組みづくりを行っていく。

 そこで、質問の意図です。
 現在援助が届いていない区の有形無形の文化財群や伝統行事は、手を入れれば、区の魅力アップにも観光資源にもなるが、自助努力は人的にも財政的にも限界的に来ており、区としての支援が必要であると感じるが如何に考えているか、も聞きたかったのです(素直にそう質問すれば、、、)。せかっくの歴史や伝統も継承していかなければ、草木に還ってしまいます。また、日本文化の体験とは、中央区と歌舞伎、中央区と能楽という関係の優位性を確立して、中央区独自の日本文化体験を発信していくべきである、という考えで質問しました。

 最後に、区長答弁への感想です。
 日本文化の体験に、着付けや茶道、書道といった具体的なメニューと生活の理解という答弁がありました。例えば、生活の風景として町中に掲げられている額や看板、神社仏閣の石碑などにも有名な書家(人形町「日山」の豊道春海)や著名人(堀留町「椙森神社」の東郷平八郎)の文字、揮毫が数多くあります。これら中央区独自のものを、どれだけ日本文化の体験に結びつけていけるか、がこれからの課題であると思いました。そして、こうした町中の風景そのものが文化的にも価値があるわけですから、維持や保存や継承のための支援の裾野をできる限り広げていく必要を感じました。

 仕舞いまでお読み頂き、ありがとうございました。次回は、「2020年東京オリンピック・パラリンピック、更にその先のまちづくりを問う」のうち、「観光客の受け入れ態勢について」の質問の要約と意図、区長答弁の要約と感想などを書いていきたいと思います。お付き合い頂けましたら、ありがたいです。

 今日も頑張ります!皆様も素晴らしい一日をお過ごしください!